この記事でわかること
埼玉県狭山市の『さやま議会だより』に、なにが書かれているのかがわかります。
狭山市の広報誌『広報さやま』と一緒に配布されたり、市役所の窓口に置かれたりしている『さやま議会だより』をご存じですか。
存在は知っているがあまり読んでいない、という方は多いのではないでしょうか。
今回は、狭山市の『さやま議会だより』にはなにが書かれているのかを調べてみました。
埼玉県狭山市の『さやま議会だより』でわかること
『さやま議会』だよりは、狭山市民の皆さんに議会活動を知ってもらうために発行されています。
本会議や常任委員会の活動内容が中心で、定例会が開催される3月・6月・9月・12月のそれぞれ2か月後に、年4回発行されていますよ。
『さやま議会だより』の内容
『さやま市議会だより』の内容①:議案質疑・採決結果
定例会において市長から提出された議案に対して、質疑された内容が『さやま議会だより』には記載されています。
議案は議員や委員会から提出されることもあります。
議案質疑後、議長を除く21人の議員で採決が行われますが、採決の結果も『さやま議会だより』確認できますよ。
賛否が分かれた議案については、議案番号や議案名以外に、どの会派のどの議員が賛成・反対だったのかがわかるようになっています。
表になっているため、非常に見やすく、パッと見てもわかるように工夫されていますよ。
『さやま市議会だより』の内容②:常任委員会からの要望指摘事項
常任委員会から行政への要望や指摘事項についても『さやま議会だより』で紹介されることもあります。
例えば、総務経済委員会からの要望を例にあげると、『狭山市の関係人口増加のため、SNS等の手法をさらに研究し、シティプロモーションの強化に努められたい。』といった具合です。
『さやま市議会だより』の内容③:委員会活動報告
狭山市議会の委員会は、常任委員会・議会運営委員会・特別委員会で構成されています。
そのうち常任委員会には、総務経済委員会・文教厚生委員会・建設環境委員会の3つ委員会があります。
それぞれが定例会において付託された議案等について審査や視察を行いますが、その審査や視察の内容の一部が『さやま議会だより』では報告されています。
写真が掲載されることも多く、実際にどのような視察をおこなったかが伝わってきますよ。
委員会からの報告は、定例会において、議案採択の際に重要な判断材料となるため、丁寧な説明が求められています。
『さやま市議会だより』の内容④:一般質問
一般質問とは、定例会において、議員が市政全般について市長に質問や政策提言を行うことです。
テーマは自由で多岐にわたり、市民の声を市政に届けるために行われます。
一般質問を行った議員ごとに、議員からの質問内容と市長側(市長や部長など)の答弁の一部が紹介されています。
一般質問を行った各議員の顔写真の隣には、録画配信の2次元コードも載っており、インターネット上で一般質問の様子を見られるようになっています。
本会議の様子が自宅のパソコンやスマートフォンでチェックできるので、身近な問題の一般質問を隙間時間に見てみるのもいいですね。
『さやま市議会だより』の内容⑤:その他の情報
(1)次回の定例会のスケジュール
次回の定例会の日程が、開会の日から閉会の日まで詳しく記されています。
(2)市議会の活動
市議会の特に重要な活動が紹介されています。
(3)功労者表彰
功績が認められた議員が紹介されることもあります。
(4)編集後記
広報委員会所属の議員によるあとがきも読めますよ。
(4)表紙の写真
『さやま議会だより』の表紙に使われた写真についての説明が載っています。
表紙の写真は、市民の方によって撮影されたものが使用される場合もあるそうです。
写真に興味がある方は撮影画素数等に注意しながら、応募してみてもいいかもしれませんね。
埼玉県狭山市の『さやま市議会だより』を初めて知った人も読んでみると面白いかも
『さやま議会だより』には、狭山市民の皆さんにとって、とても身近な話題や興味深い内容が載っていることがわかりました。
市民の代表である市議会議員の方々が、議会において市政のチェック機能として働いていること、狭山市をよりよくするために活動していることなどがわかる読み物と言えます。
狭山市のホームページでは、最新版だけでなく過去のものもダウンロードできるので、興味のある方は、ぜひ一度実際にお手に取って読んでみてくださいね。
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「こんな子育て支援があればいいのに」なんかも、ぜひぜひ教えてくださいね。