「子供にお金がかかる!」という悩みを抱えていませんか?
我が家にも3歳と0歳の子どもがいるのでよく分かります。オムツ代やミルク代はもちろん、食費におもちゃ代など挙げていくときりがありません・・・
子どもが欲しくても、金銭的余裕がなく諦める家庭もあるでしょう。日本で少子化が進んでしまうのも納得です。
そんな中、兵庫県明石市の泉元市長は子育て支援の充実に力を入れました。
その結果、子育て世代が「明石市に住みたい!」と引っ越すようになりました。子育て世代が増えることで働き盛りの人口が増え、税収も増えて、市全体の発展に成功したのです。
泉元市長は具体的にどんな魅力的なことを行ったのでしょうか?
今回は泉元市長がおこなった子育て支援のうち、主な5つをご紹介します。
兵庫県明石市の子育て政策の5つのポイント
ポイント1:子供医療費の無料化
子どもを病院に連れて行ったときにかかる費用は自治体によって違います。
明石市は2021年7月から全国の中核市以上の市ではじめて、子どもの医療費が高校3年生まで無料になりました。
金銭面を心配することなく病院に連れて行けるのはありがたいですよね。高校生になっても部活での怪我や風邪で病院に行くことが多いので、高校生も対象なのが素晴らしいです!
埼玉県狭山市の近隣市町村では、飯能市が18歳まで医療費を無料にしました。(令和4年4月から)
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/5713
狭山市では15歳までなので真似をしてほしいものです
ポイント2:第2子以降の保育料の完全無料化
保育園の費用は正直ものすごく高いです。
小さな子供の命を預かってくれる保育園には感謝しかありません。
それでも、仕事をしてもお母さん側のお給料がほぼ保育園の費用で消えてしまうという家庭もあり、家計には重くのしかかってきます。保育料を理由に第2子以降を諦めなくて済みます。
所得制限がないので、高所得の家庭も同じように無料であるため不公平感がありません。
ポイント3:0歳児の見守り訪問(おむつ定期便)
0歳児のいる家庭に毎月おむつや育児用品を届けてくれます。
経済的普段も減りますし、赤ちゃんを連れて重い荷物を持つ必要がなくなります。
受け渡しの際には市の研修を受けた配達員さんが育児について相談に乗ってくれます!
なかなか泣き止まない赤ちゃんのお世話は大変で孤独になり、産後うつになる可能性もあります。話をしっかりと聞いてくれるだけで楽になります。
地元以外での子育てや近くに頼れる人がいない家庭の心強い味方です。
埼玉県狭山市の近隣市町村では、飯能市が0歳児のおむつ無償化をはじめています。
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/1954
狭山市では行っていないなので真似をしてほしいものです
ポイント4:中学校の給食費が無償に
中学生になると部活や塾などの習い事でどうしても出費が増えてしまいます。
親の所得に関係なく全ての子どもがしっかりと給食を食べて、元気に成長することができます。
給食費の未払い問題が解消できるため、中学校の先生たちの負担が軽減されます。
ポイント5:公共施設の入場無料
神戸市など魅力的な場所が近くにあるため、今まで休日は市外へ遊びに行く人が多いですが、明石市内で楽しむ人を増やすことを目的とした制度です。
公共施設を無料にすることで金銭的余裕ができた分、市内のショッピングモールでの売り上げが増える効果もありました。新たに出店を希望する店舗が増えるという好循環がうまれているようです。
明石市の子育て支援を狭山市に導入する方法
いかがでしたか?
どれも羨ましい子育て支援ばかりです。
今回あげた5つの政策以外にも子育て支援をおこなっています。狭山市でも泉・元市長のように、今までの政策にとらわれず、本当に必要とされていることにお金を使ってほしいです。
泉・元市長は、「明石市ができるなら他の市でもできる。難しいことではない。」と言っています。
兵庫県内では子育て世代が明石市を選んで引越しをする家庭が増えたため、近隣の市でも泉元市長を見習って子育て支援を拡充する流れができてきました。
明石市に住んでいる私の友人は「明石市は子育てをしやすいからずっと住んでいたい。一軒家を明石市に建てようと思っている!」と話していました。
街全体で子どもを大切にする場所で子育てしたいですよね。
これからは、今までの政策にとらわれず、新しい風を吹かせて子育て支援をしっかりとしてくれそうな方を見極めて、選挙に行くことで自分たちの生活を明るくしたいものですね。
ためになった・面白かったと思ってもらえたら、シェアしちゃいましょう。
「こんな子育て支援があればいいのに」なんかも、ぜひぜひ教えてくださいね。