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幼児教育での「スイミングスクール」に通わせるメリットとデメリット

この記事でわかること

幼児期からスイミングスクールに通わせるメリット・デメリットがわかります。

運動系の習い事として、不動の人気を誇るスイミングスクール。

大切なわが子を小学校入学前という早い時期からスイミングスクールに通わせるメリットとは、一体何なのでしょうか。

幼少期に約6年間スイミングスクールに通った筆者が、幼児教育の一つとしてスイミングスクールに通わせるメリット・デメリットをご紹介します。

スイミングスクールに通わせようか迷っている方の参考になれば幸いです。

幼少期にスイミングスクールに通わせるメリットとデメリット

幼少期にスイミングスクールに通わせるメリット

メリット1:バランスよく体を鍛えられる

左右対称の動きを繰り返す水泳では、全身がバランスよく鍛えられます。

水面に並行して泳ぐためには、手足・背筋・腹筋など全身を使う必要があるからです。

お友達と接触することもなく、水中なので骨折や捻挫といったけがもしにくいといえます。

メリット2:風邪の予防になる

プールに入ると皮膚が水圧や水温に刺激されることで、血流が良くなります。

血流が良くなると免疫力が高まるため、風邪の予防になりますよ。

メリット3:喘息が改善される?

水泳は呼吸の仕方が大切ですが、呼吸法を練習することで心臓や肺が鍛えられるため、喘息の改善につながります。

メリット4:脳の発達を促す

水中で陸上とは異なる刺激を受けることで、脳の発達を促すことができます。

0歳から3歳の間に脳の80パーセントが完成するといわれており、幼いころから様々な刺激を与えることは非常に重要です。

メリット5:達成感を味わえる

進級テストを設けているスイミングスクールが多いので、進級するたびに達成感を得られ、自信につながります。

サッカーや野球などとは違い、級が上がることで上手くなっていることをお子さんが実感しやすいですね。

メリット6:お友達ができる

保育園や幼稚園以外では新しいお友達に出会う場所も限られますが、スイミングスクールでは同じ年頃のお友達と一緒に過ごすので、自然と仲良くなれます。

メリット7:集団行動に慣れる

集団で行動することになるため、コーチの言うことをしっかり聞いたり、順番を守ったりといった基礎的な部分を学ぶこともできます。

幼少期にスイミングスクールに通わせるデメリット

デメリット1:皮膚への刺激が強い

プールには病原菌を殺菌するための塩素が入っているので、皮膚への刺激は強めです。

アトピー性皮膚炎などを患っているお子さんは注意が必要ですね。

プールから上がった後にシャワーでしっかりと塩素を落としよく保湿するなどして対策を取るようにしましょう。

デメリット2:費用がかかる

入学金や事務手数料などの初期費用だけでなく、毎月決まった額の月謝を納める必要があります。

水着やゴーグル、プールバッグなどもスクールから指定される場合もあり、別途費用がかかってきます。

習い事にはつきものです(笑)

デメリット3:スクール後のスケジュールが思うように進まない

水中で全身を使うので、体力の消耗が思っている以上に激しいものとなります。

スイミングスクールから帰宅すると疲れて眠ってしまうというお子さんも少なくありません。

ご飯やお風呂が思うように進まないためスケジュールを詰め込み過ぎない方がよいでしょう。

幼少期のスイミングスクールはいつから通わせるのがベスト?

通わせるタイミングの目安①:生後6か月ごろから

初めての習い事として昨今人気のベビースイミングは、赤ちゃんとお母さんあるいはお父さんが一緒になってプールに入ることができるので、スキンシップを取りながら水に慣れることができるのがメリットです。

ベビースイミングは、生後6か月ごろからを対象としているところが多いです。

ひとり座りができるようになってからの方が着替えるときやプールへの入水のときなど、親の負担は少ないかもしれませんね。

親子で楽しい時間を過ごしつつ、赤ちゃんの時期から水に慣れておくことによって、大きくなってからも水への恐怖心を持つことはないでしょう。

運動不足のお母さんお父さんにとっても、普段使わない筋肉を使うので運動不足解消に一役買ってくれますね笑

ただし、赤ちゃんを無理矢理大きなプールに入れようとすると、水が嫌いになってしまったり、水への恐怖心が芽生えてしまったりと逆効果になりかねません。

最初はプールに足を入れるだけ、抱っこで一緒に水に浸かるだけなど、赤ちゃん一人ひとりのタイミングに合わせて徐々に慣れていくようにしたいものです。

通わせるタイミングの目安②:3歳ごろから

1,2歳の子どもはお友達の風邪をもらいやすいですが、個人差があるといえど、3歳を過ぎたあたりからだいぶ病気にもかかりにくくなります。

プールでは、コーチ陣がしっかりと子どもを見てくれているので、親がつきっきりで見守らなければならないということもありません。

着替えも徐々に自分一人でできるようになる時期なので、だいぶ手も離れてきます。

3歳ごろからスイミングスクールに通って水に慣れておくことで、小学校へ上がった時に自分は『できる』という自信を持って水泳の授業に臨むことができますね。

保育園や幼稚園のお友達と一緒に通うことで楽しさが倍増したり、長く続けたりすることができるかもしれませんよ。

スイミングスクールの月謝はどれくらい?

  • 週1回のコースで月6,000~7,000円程度
  • 週2回のコースで月10,000円程度

のところが多いようです。

おこさんが2人以上いるご家庭で、兄弟で通わせるとなると月12,000円以上かかってくるので負担も大きくなります。

スイミングスクールの選び方のポイント

後々後悔することのないよう、スイミングスクールに入会する前に見学に行ったり、実際にレッスンを体験してみたりして、子どもに合ったスイミングスクールを選ぶようにしましょう。

以下6点は必ず確認するようにしてくださいね。

選び方のポイント①:自宅からの通いやすさ

親が車で送迎する場合や大きくなってから自転車で通う場合、交通量が多いにもかかわらず狭い道、一方通行の道など危険な箇所や運転がしにくい箇所はないか確認しましょう。

選び方のポイント②:送迎バスの有無

自宅や自宅付近からスイミングスクールまで送迎してもらえるバスがあるのとないのとでは、親の負担は大きく変わります。

自転車で行かせるよりも安心できますね。

入会時には利用するつもりはなくても将来的に利用することになるかもしれないので、あるに越したことはありません。

選び方のポイント②:設備・環境の充実度

子どもの人数に対して十分な広さのプールを使用しているか、設備が老朽化していないかなど、お子さんが快適に学べる環境にあるか確認しましょう。

選び方のポイント④:月謝・初期費用の負担がきつくないか

毎月かかってくる月謝のほかに、入会金や事務手数料、施設使用料などが必要な場合が多いです。

体験レッスンやキャンペーンを上手く利用すれば安くなるところもあるので事前にチェックしてみましょう。

選び方のポイント⑤:コーチ陣の評判はよいか

プロや水泳選手を目指す場合だけでなく、十分な確認が必要です。

どれだけ能力を伸ばせるか、指導してくれるコーチがいるかだけでなく、子供に対しての接し方が適切であるかは確認したいです。

最近は保育園とかの「虐待」もあるので子供を安心して預けられるところがいいですよね

選び方のポイント⑥:振替授業の有無

けがや病気、やむを得ない事情によりレッスンを欠席する場合、別の日にレッスンを振り替えられるかどうかも確認すべき点ですね。

埼玉県狭山市のスイミングスクールを調べてみた

狭山市のスイミングスクール①:狭山スイミングクラブ

ベビーコースや幼児コースがあり、地域でも人気のスイミングスクールです。

明るく元気なコーチが多く、お子さんが楽しみながら水に親しむことができます。

建物自体は新しくはありませんが、掃除が行き届いており清潔です。

ワンコイン体験やキャンペーンが実施されている場合もあるのでチェックしてみてくださいね。

狭山市のスイミングスクール②:スポーツクラブアイファ

満4歳から利用できるスイミングスクールです。

『こどもスイムスクール』のほかに、全国大会での活躍を目指す『育成・選手コース』があり、本格的に水泳を習いたい方にぴったりですよ。

営業時間内であればいつでも施設見学が可能です。予約不要で無料なので、気軽に見学できます。

お子さんを幼いころからスイミングスクールに通わせるメリットはたくさんありますが、注意しなければならない点もあります。

お子さんをスイミングスクールに通わせる目的を明確にし、お子さんの気持ちに寄り添いながら、それぞれのご家庭にあったスイミングスクールを選んでくださいね。

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「こんな子育て支援があればいいのに」なんかも、ぜひぜひ教えてくださいね。