狭山市の障害福祉支援

就労継続支援A型事業所の平均賃金について調べてみたら…丨埼玉県狭山市の就労A型もご紹介

この記事でわかること

  • 賃金をはじめとする、就労継続支援A型の概要について
  • 埼玉県狭山市の就労継続支援A型事業所について

障がいを抱えているご本人や周りのご家族など、こんな悩みをお持ちではありませんか?

「就労継続支援A型って聞いたことがあるけど、どんな内容?

「お給料はどれくらいなんだろう。」

「狭山市にも就労継続支援A型事業所ってあるのかな?」

就労継続支援A型とは、一般企業での就労が困難である人に対して、雇用契約を結び就労を支える事業を指します。

狭山市にも就労継続支援A型事業所があるので、自分に適した仕事を見つけて、自立した生活につなげていきましょう。

就労継続支援A型とは

就労継続支援A型についての概要や対象となる人、仕事内容、平均賃金などについて解説していきます。

就労継続支援A型事業所の概要

厚生労働省では就労継続支援A型について、以下のように定義しています。

一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して、雇用契約の締結等による就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。

引用元:厚生労働省 障害者の就労支援対策の状況

身体的・知的・精神的など何らかの障がいがあり、一般企業での就労が困難な人に対して、事業所と直接雇用契約を結び、就労の訓練を行う事業です。

なお、利用期間の限定はありません。

就労継続支援A型事業所でよくある仕事内容

それぞれの事業所により仕事内容は異なりますが、以下の内容が多いです。

  1. 飲食店での接客・販売業務
  2. データ入力などのパソコンを使用した作業
  3. 在庫管理など倉庫での軽作業
  4. 農作業
  5. ビルなどの清掃業務
  6. 配達などの補助業務

人と接する機会が多い飲食店業務や、黙々と取り組めるデータ入力作業、体力が必要とされる農作業など、数多くの仕事があります。

得意なことや強みを活かせる仕事を選ぶのがいいですね。

就労継続支援A型事業所の平均賃金

以下の表は就労継続支援A型事業所における工賃(平均賃金)を表したものです。

工賃(賃金)月額  時間額 
令和2年度 79,625円899円
令和元年度78,975円887円
引用元:厚生労働省 令和2年度工賃(賃金)の実績について

事業所と直接雇用契約を結ぶため、勤務日数や時間によっては各種社会保険への加入が必要となる場合があります。

就労継続支援A型事業所を利用できる人はだれ?

原則は利用開始時の年齢が65歳未満の人です。

それに加えて以下のような人が対象となります。

  1. 盲・ろう・特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが企業の雇用に結びつかなかった
  2. 就労移行支援事業を利用したが、企業の雇用に結びつかなかった
  3. 企業を離職した就労経験があり、現在は雇用関係がない

具体的な利用者のイメージは以下です。

  1. 特別支援学校を卒業して就労を希望するが、一般就労するには必要な体力や職業能力が不足している
  2. 施設を退所して就労を希望するが、一般就労するには必要な体力や職業能力が不足している
  3. 一般就労していたが、体力や能力などの理由で離職した。再度、就労の機会を通して能力を高めたい

実際に就職活動をした経験があったり、過去に一般企業に勤めていたりなど、一般企業への就職を目指せる位置にいる人というイメージです。

就労継続支援A型事業所を利用するときの自己負担額

以下は支援を受ける際の利用者負担額を表にまとめたものです。

生活保護 生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯(注1)0円
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除く(注3) 
9,300円
一般2上記以外37,200円
引用元:厚生労働省 障害者福祉サービス等 障害者の利用者負担

                    

(注1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね670万円以下の世帯が対象になります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。

この表を見ると、約10,000円~37,000円の負担が必要なのか?と驚くかもしれませんが、厚生労働省からは以下のようなデータが公表されています。

平成25年3月時点の障害福祉サービス利用者のうち、93.3%が無料でサービスを利用しており、給付費全体に対する利用者負担額の割合は、0.22%である

参考元:厚生労働省 障害福祉サービス等の現状

ほとんどの人が負担額0円でサービスを利用できていることが分かります。

就労継続支援A型事業所の選ぶポイント4つ

ここでは就労継続支援A型事業所を選ぶ際のポイント4つについて解説します。

  1. 仕事内容
  2. 事業所の雰囲気
  3. 給与額
  4. 事業所までのアクセス

自分に合った事業所を選ぶにはどれも譲れないポイントです。求人情報などである程度は分かる項目もありますが、実際に肌で感じるために見学や体験をしてみましょう。

就労支援A型の選ぶポイント①:仕事内容

就労継続支援A型での業務は飲食店での調理や配膳、倉庫での軽作業、清掃業など実に数多くあります。

人と接するのが得意、黙々と作業するのが得意など、人により強みはさまざまなので、自分に合った作業ができる事業所を選択するとよいでしょう。

そうはいっても実際に入らないと分からないこともあると思います。

数日間の体験をさせてくれる事業所もあるので、体験して確認するのがおすすめです。

就労支援A型の選ぶポイント②:事業所の雰囲気

実際に働いている人の様子や忙しさなど事業所の雰囲気はさまざまで、ゆったりと時間が流れるのを好む人や反対に空き時間が苦手な人もいます。

見学や体験をする際には雰囲気をチェックするのもポイントです。

就労支援A型の選ぶポイント③:給与額

仕事をするうえで給与額はその人のモチベーションに関わる大切なポイントです。

いくら作業内容や雰囲気が自分に合っていても、給与額が少なければ働く意欲が落ちてしまうかもしれません。人によっては生活が苦しくなる場合もあるでしょう。

給与額は求人欄に記載されていることが多いですが、働ける時間によって大きく左右もされます。

実際にその事業所で働いている人の給与を確認することも重要です。

就労支援A型の選ぶポイント④:事業所までのアクセス

事業所までの距離やアクセス方法は欠かせないポイントです。

抱えている障がいによっては車の運転が困難な人、電車やバスを使って通勤するのが難しい人もいるでしょう。

最寄り駅から事業所までの時間や距離、危ない道の有無など、実際の通勤を想定するために、一度事業所へ行ってみるのも1つの手段です。

就労支援A型事業所から一般企業への移行率

以下は厚生労働省が公表している、就労継続支援A型から一般企業への移行率です。

グラフにあるように一般就労への移行率は年々増加しており、平成30年度では約4000人が移行できています

平成20年度と比較すると約40倍の増加です。

国としても障がい者の雇用に力を入れている表れでもありますね。

就労継続支援A型以外の支援

体力や能力により就労継続支援A型よりも他の支援が適している場合もあります。

ここでは就労継続支援B型と就労移行支援について解説します。

就労A型以外の支援①:就労継続支援B型

一般企業に雇用されることや就労支援をする事業所との直接契約が困難である人に対して、就労の機会など提供する支援です。

直接的な雇用ではないため、賃金ではなく成果物に対する報酬(工賃)がもらえます。

就労継続支援A型事業所と比べて、勤務時間は短いところが多いです。

就労A型以外の支援②:就労移行支援について

就労を希望する者であり、一般企業に雇用されることが見込まれる者(65歳未満)に対して一定期間就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練を提供する支援です。

イメージとしては、仕事探しや面接対策など就職活動のサポートなので、賃金は発生しません。支援内容によっては工賃が支払われる場合もあります。

埼玉県狭山市の就労支援A型事業所について調べてみた

狭山市で就労継続支援A型のサービスを受けるにあたっての、具体的な手順や事業所を調べました。

埼玉県狭山市で就労継続支援A型を利用するための手順

以下は具体的な流れを示したものです。

  1. 相談

    基幹相談支援センター等に相談して、どんなサービスを受けたいか検討
    問い合わせ先:基幹相談支援センター
    電話:04‐2937‐7771
    FAX:04‐2937‐7772
    URL:https://www.city.sayama.saitama.jp/shisei/shisetsu/iryo/syogaisyakikansodan/index.html
  2. 申請

    申請書と世帯状況・収入申告書を記入し、障がい者福祉課へ申請
    相談支援事業者による申請の代行も可
  3. 調査

    市の調査委員が生活や障がいの状況について面接調査を行う
  4. 審査・判定

    調査結果と医師の意見書をもとに、狭山市障害認定審査会で審査・判定が行われる
  5. サービス等利用計画案の作成

    具体的に利用するサービスの種類や時間について相談支援事業者より「サービス等利用計画案」が作成される
  6. 支給決定・受給者証の交付

    生活状況やサービス利用意向を踏まえた支給の決定がされ、障害福祉サービス受給者証が交付される
  7. 契約

    サービス利用する事業者に受給者証を提示し、契約をする。
  8. サービスの利用開始

障害者基幹相談支援センター狭山市公式ウェブサイトでより詳しく見れます。
ぜひ参考にしてみてください。

狭山市の就労継続支援A型事業所の検索サイト

埼玉県狭山市にある就労継続支援A型事業所は以下のサイトで検索が可能です。

障害福祉サービス等情報検索 WAM NET

URL:https://www.wam.go.jp/sfkohyoout/COP000100E0000.do

このサイトは平成30年に施行された「障害福祉サービス等情報公表制度」の運用にあたり作られたサイトです。

利用者がインターネット上でいつでも事業者情報にアクセスできることを目的としています。

検索手順は以下です。

1 最初の画面で埼玉県をクリック

2 狭山市を選択

3 検索結果には、埼玉県狭山市の「全てのサービス」が出るので、「サービス選択」より就労継続支援A型を選択

4 就労継続支援A型を選択

5 狭山市にある就労継続支援A型事業所が画面右側に出る

狭山市以外でも簡単に検索できるので、いろいろ検索してみてください。

狭山市の就労継続支援A型事業所

WAM NETを利用し狭山市の就労継続支援A型事業所を調べたところ、以下がヒットしました。

いずれも、障がい者が自立した生活や就労ができるように支援しています。

一度ホームページにアクセスし、参考にしてみてください。

サービスを利用し、自立した生活へつなげましょう

何らかの障がいを抱えている人が自立した生活を送るには、国や各地方自治体の支援が重要です。

今回紹介したような支援を利用し、少しでも自立した生活につながるようにしていきましょう。