埼玉県狭山市が独自に行っている「若い世代の住宅取得支援補助制度」って一体なに？

埼玉県狭山市でそろそろ家を建てたいと思っている若い世代の方に朗報です！

狭山市では若い世代に住宅の購入資金を補助しています。

この記事ではどんな人が対象になるのか、埼玉県内のほかの自治体と比べてどうなのかをまとめています。

埼玉県狭山市で住宅の購入を検討中の方は要チェックです。

埼玉県狭山市の「若い世代の住宅取得支援補助制度」ってどんな制度？

「若い世代の住宅取得支援補助制度」は埼玉県狭山市独自の制度です。

狭山市内で住宅を新築、または新築住宅を購入した若い世帯を対象に、住宅取得費用の一部を補助しています。これからの狭山市の担い手となる若い世代の転入や定住が目的です。

埼玉県狭山市の「若い世代の住宅取得支援補助制度」の対象者

８つの項目をすべて満たす人が対象です

埼玉県狭山市の「若い世代の住宅取得支援補助制度」いくら貰える？

基本の補助額は15万円です。条件によっては最大25万円もらえます。

1. 18歳未満の子を3人以上育てている場合、3人目から1人につき5万円が加算
2. 埼玉県狭山市内の業者と契約をした場合、5万円が加算

マイホームは何千万という大きな買い物ですから、15万円は決して十分な金額ではないかもしれません。

実際に、国の制度である「こどもみらい住宅支援事業」では最大100万円の補助を受けることができます。

しかし！埼玉県狭山市の「若い世代の住宅取得支援補助金」のような制度を導入しているのは、狭山市の他に日高市、吉見町、皆野町の３市町だけです。

補助制度があるというだけで、埼玉県狭山市は子育て世帯や若い世帯への支援に力を入れているといえるでしょう。

 狭山市の制度と近隣市の制度ではどっちが魅力？

埼玉県内の市町村の住宅支援制度を見てみると、二世帯で住むためにリフォーム費用を補助している自治体は多く見られます。

しかし狭山市のように、子育て世帯や若い世帯向けの制度があるのは狭山市含めて4自治体だけと限られています。

狭山市以外の３自治体の制度を比べてみましょう。

埼玉県日高市の住宅支援の概要

狭山市に隣接する日高市では「子育てファミリーウエルカム事業補助金」という制度を導入しています。子育て世代が日高市内の一定区域に住宅を取得するための費用を補助しています。

補助額は10万円から60万円です。

日高市の「子育てファミリーウエルカム事業補助金」は空き家の解消も目的としているため、市が指定する区域内に建てた場合と、空き家に居住した場合に補助額が高くなるのが特徴です。

埼玉県吉見町の住宅支援の概要

埼玉県のほぼ中央に位置する吉見町では「吉見町子育て世代定住化促進奨励金」を導入しています。

吉見町内に住宅を購入・建築する子育て世代が対象で、新築は最大50万円、中古住宅は一律25万円の奨励金がもらえます。親と同居する場合には10万円、近居する場合には5万円が加算されるのが特徴です。

また奨励金の交付を受けると米やいちごなどの町の特産品ももらえます。

埼玉県皆野町の住宅支援の概要

秩父市に隣接する皆野町では「子育て世帯等定住促進事業」を行っています。子育て世帯のほか、新婚世帯、転入者と補助の対象が広いのが特徴です。

補助金もほかの市と比べて高くなっています。子育て世帯では最大100万円＋子ども1人につき10万円がもらえます。

少子化、人口減少対策にかなり力を入れているのがわかります。

埼玉県狭山市の「若い世代の住宅取得支援補助制度」の問い合わせ先

以上が埼玉県狭山市の「若い世代の住宅取得支援補助制度」についてでした。

狭山市は、子育て世帯への住宅支援を実施しているほかの自治体と比べると補助金は少ないですが、埼玉県内で見ると、支援が手厚いことがわかります。

条件に当てはまる方は忘れずに申請をして、マイホーム資金の足しにしましょう。